研究室の歴史
 私たちの研究室の前身である医用ミニブタ・先端医療開発研究センター(臓器置換・異種移植外科分野)は、2012年(平成24年)4月1日に、鹿児島大学における重点的研究課題である鹿児島大学開発医用ミニブタを用いたトランスレーショナルリサーチを推進するため、2005年(平成17年)4月に設立されたフロンティアサイエンス研究推進センターの改組に伴い、学内共同教育研究施設として設立されました。
 2022年(令和4年)4月に医用ミニブタ・先端医療開発研究センターは研究支援センター動物実験施設と統合し、小動物から大動物に至る種々の実験動物を用いたシームレスな国際的な生命科学研究を推進・支援する組織として、先端科学研究推進センター・生命科学動物実験ユニット・大動物研究推進部門(共同研究部門として医用ミニブタ・先端医療開発共同研究部門を併設)として新たな活動を開始しました。令和4年度中には老朽化した動物実験施設の改修も終了し、高度な実験動物管理のもと、国際水準での実験動物を用いた生命科学研究の推進を可能とするハード面での環境整備も更に強化されます。
 鹿児島大学先端科学研究推進センターは、地域課題の解決につながる研究及び先進的感染制御等の国際レベルの研究による地域への貢献等を推進し、先端的な生命科学・自然科学系の教育・研究の進展に資することを目的として設立され、生命科学動物実験ユニット(大動物研究推進部門および動物管理・小動物研究推進部門)、研究支援ユニット(アイソトープ実験部門、遺伝子実験部門、機器分析部門)、感染制御ユニット(感染制御部門)の3ユニットから構成さています。