新着情報

2024/02/17
第26回日本異種移植研究会終了
今回の研究会では、91名の参加者を集めることができ、この分野の注目度の高さをひしひしと感じました。参加者の皆様からは、「非常に重要な多くのお話を聞くことができる機会だった」という喜びの声を多数いただき、当番世話人として大変安堵しています。研究会の開催にご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

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2024/02/14
異種臓器移植用の遺伝子改変ブタ誕生
報道でも大きく取り上げられましたが、2024年2月11日に、明治大発ベンチャーのポル・メド・テック社によって、異種移植用に適した遺伝子改変ブタが国内で初めて誕生しました。私たちの研究室は今後、このブタを用いて日本発となるカニクイザルへの腎移植を計画しており、研究班代表を務めるAMED事業(移植医療への応用を想定した動物由来臓器の品質・有効性・安全性評価法に関する研究開発)を始め、異種移植を取り巻く種々の課題に取り組んで参ります。
2024/01/25
解説記事掲載:日経サイエンス2024年3月号(佐原)
日経サイエンス2024年3月号の特別レポート「現実をおびる異種移植」で、日本の異種移植研究の現状などを佐原が解説しています。

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2023/12/25
HP更新のお知らせ
教室紹介、メンバー紹介、研究活動、アクセスなどの情報について、更新を行いました。
2023/11/25
日本先進医工学ブタ研究会会長就任(佐原)
2023年11月24日から25日にかけて静岡県三島市で開催された第9回日本先進医工学ブタ研究会において、大西彰会長(日本大学生物資源科学部)より、佐原が会長職を引き継ぐことが決定しました。2013年に活動を開始し、「先進農学技術と医学・工学技術を融合した先進ブタの作出と先進ブタを用いたトランスレーショナル研究を通じ、先進ブタ作出技術の普及・推進および研究成果の先端医療への応用を図ることを目的」とする研究会の活動に貢献したいと思います。
2023/10/29
国際異種移植学会での発表(佐原・竹内)
2023年10月26日から29日に米国サンディエゴで行われた、国際移植学会(IXA)、細胞移植再生医療学会(CTRMS)、膵・膵島移植学会(IPITA)の合同会議である3rd Joint IPITA-IXA-CTRMS Congressに佐原と竹内が参加し、研究室の成果を発表するとともに、異種移植の国際的な研究動向や臨床応用への道筋などについて知見を深めました。

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2023/10/03
Johns Hopkins大学での実験指導(佐原)
異種移植に関する国際共同研究の一環として、2023年9月25日から28日にかけて米国Johs Hopkins Hospitalで肺移植に関する実験指導を行いました。画像左からDr. Weili Chen(博士研究員)、Dr. Alfred Casillan、佐原、Prof. Kazuhiko Yamada、Dr. Errol Bush(Surgical Director, Advanced Lung Disease and Lung Transplant Program)

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2023/9/01
第26回日本異種移植研究会開催(当番世話人佐原)
第26回日本異種移植研究会を、研究室佐原を当番世話人として、以下の会期・会場で開催することとなりました。
会期:令和6年2月17日(土)
会場:鹿児島商工会議所ビル
世界的に大きな注目を浴びるブタからヒトへの臓器移植について、【異種移植の未来に向けた取り組み】として、世界的な研究成果や臨床応用に向けた現状や課題について活発な討議が行われる予定です。

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2023/06/26
AMED大型研究事業に採択(研究代表者:佐原)
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)公募「医薬品等規制調和・評価研究事業」において、「医薬品等の品質、有効性、安全性等の評価、分析法等の開発に資する研究」の大型研究として、佐原を代表者とする申請課題が採択されました(移植医療への応用を想定した動物由来臓器の品質・有効性・安全性評価法に関する研究開発:2023-2025年度)。本研究では、この分野における国内トップ研究チームと連携し、ドナー臓器不足という移植医療最大の問題の抜本的な解決策となる異種移植医療の実現をはかるため、「患者への適用を目指して製造する遺伝子改変動物由来の臓器の品質、有効性、安全性に係る各種評価系の開発と評価技術の標準化をはかることによって、遺伝子改変動物由来臓器・組織の品質・安全性評価に関するガイドライン案の作成に結び付けること」を最終目標とする様々な課題に取り組みます。

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2023/03/26
Johns Hopkins大学での国際共同研究実施(佐原・竹内)
米国Johs Hopkins Hospital(メリーランド州ボルチモア)において、科研費国際共同研究加速基金で進める異種移植に関する研究実施や討議を行いました。共同研究者であるProf. Yamadaから米国での最新の研究成果や臨床研究にむけての状況を伺い、米国での研究の進捗状況を肌で感じとる貴重な時間となりました。また同病院の外科部長であるAnderw Cameron教授とも面談の機会を得、今後の新しい国際共同研究の可能性について話し合いを行いました。

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